盛唐・杜甫「梅雨」 *これは和歌のように読んでください。
僕の住む成都・犀浦[さいほ]の道の辺に 四月になれば梅の実熟す
鬱陶[うっとう]しくそぼ降る雨に満々と 長江の水 流れゆきたり
粗末なるカヤ葺き屋根は漏りやすく 雲・霧 垂れ込め晴れ間も見えぬ
水中の蛟龍[みずち]喜び水面は 岸辺に沿って渦巻いており
0 件のコメント:
コメントを投稿