南宋・趙師秀「客と約す」
梅の実 黄色になる季節 みんなの家も梅雨[つゆ]に入る
池の堤にゃ草茂り 蛙の声があちこちで……
約束してた友だちは 夜中を過ぎてもまだ来ない
一人パチリと碁石 打ちゃ 刹那に灯心 燃え落ちる
とくに応永年間、熱狂的 に愛好されたので、応永詩画軸 などと呼ばれることもあります。 詩画軸のことを勉強するときには、必ず『禅林画賛 中世水墨画を読む』 ( 毎日新聞社 ) という本を手元に置かなければなりません。そして監修者である島田修二郎先生の論文「室町時代の詩画軸につい...
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