100万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2021年5月12日水曜日

東京藝大美術館「渡辺省亭」展3

 

それまでぜひ拝見したものだと思いつつ、実見の機会はなかなか得られませんでした。それというのも、これは秘仏のような作品で、毎年旧暦の518日に1時間だけ公開されることになっていたからです。いつも時間の調整がつかず、ついに見ないままにきてしまっていました。これを見ずして、応挙の幽霊なんて書けるわけがありません。

しかしオファーがかかったあと、弘前大学の須藤弘敏さんが、青森県の文化財調査の一環として、これを調査するという情報がもたらされました。僕は無理を言って調査の一行に加えてもらい、ただこの一点を見るために、羽田から弘前へ向かったのでした。

予想に違わず、久渡寺の応挙筆「反魂香之図」は大変興味深い作品でした。実際にこれを詳しく調査できたおかげで、僕は「応挙の幽霊――円山四条派を含めて」という一文をまとめることができたのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿

荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 6

  荻生徂徠「楽寿君侯の早春の高作 落梅花を賦す に 和し奉る」  花咲く梅の古き木の 東の宴席 曲水に  浮かぶ杯 美酒たたえ たけなわの春  映したり  風に花びらヒラヒラと 散るさまにふと興 覚 ゆ  一体いずこの笛の音に 誘われ飛んでゆくのやら