たしかにそれも愉快ですが、異なる解釈もアリでしょうか。「NHK大河ドラマの『麒麟がくる』もコロナ禍のため一時休止になっちゃって、来るはずの麒麟が来なくなっちゃったなぁ」と嘆いた大河ファンの夫に対して、奥さんが「でもアサヒがあるんだから、大河ドラマのことでそんなに嘆かなくたっていいんじゃない?」と、ユーモラスにご主人をなぐさめたとも考えられるかな?
つまり、奥さんはオッチョコチョイどころか、おおらかな肝っ玉母さんといった感じで、そんなご夫婦がみせた、ほほえましいワンシーンという解釈はどうでしょうか。 しかし馬場さんの解釈の方が、やはり番外地風でおもしろいかな?
さて、饒舌館長か選ぶ2021コロナ酒短歌の第一席候補は、何といっても次の一首です。
家呑みとライン呑み会ばかりなり人も誘えず一人居酒屋
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