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秋夜、友人に別る。『安』の字を得たり
別れの宴[うたげ]は真夜中に なってお酒も冷えました
「別れたあともお互いに 無事で……」と言葉 交わすのみ
今夜はるかに指差した 関所の山に出た月を
明日は地の果て行く馬の 背中で君は見るのでしょう
荻生徂徠「楽寿君侯の早春の高作 落梅花を賦す に 和し奉る」 花咲く梅の古き木の 東の宴席 曲水に 浮かぶ杯 美酒たたえ たけなわの春 映したり 風に花びらヒラヒラと 散るさまにふと興 覚 ゆ 一体いずこの笛の音に 誘われ飛んでゆくのやら
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