先日、杜甫と良寛の心にしみる梅雨の詩を紹介しましたが、南郭にも素晴らしい五言絶句「梅雨」があります。これは『江戸詩人選集』に採られています。なお、陶潜とは中国・東晋の詩人・陶淵明のことです。
黄梅[こうばい]の雨 草屋に もの寂しくも降りそそぐ
雨音 聞けば眠られず 枕を撫でればなお寂し
朝な夕なに南山の 色は微妙に変わるけど
陶潜みたいに門を出て 眺めやること絶えてなし
荻生徂徠「春日、君瑞・叔潭・潮師・子和集う。韻を青の字に分かたる」 江戸城南の草の色 色づき始める青々と…… 二月の春風 芳しく 我が楊雄 ようゆう の 庵 いお に 吹く 侯芭 こうは の ごとき弟子が酒 一本 下げて来ないなら 『玄経』著者が住む辺も もの寂 しか...
0 件のコメント:
コメントを投稿