更にまた河辺の樹木輝いて 繚乱として花びらは散る
昔聞く月に生えるという桂 大内裏へと移植されたと
縹渺と仙界の花風に散り 音一つなく流れに落ちる
漢水の女神が絹の靴下を はいて波上を歩むに似たり
鄭交甫女神の帯び玉いただいた 直径一寸輝く光彩
胸痛む岸辺の鶏[とり]の鳴き声に…… 交甫なんかじゃないこの俺は
川の月見えなくなったし岸の花 いつも咲いてるわけでもないさ
変らずにみなぎる川の水だけが 岸辺の街をめぐり流れる
服部南郭「児の愛する所の猫死す」 長年わが子にな ついてた 子は 焼いて いたキミの世話 少ないおやつを分けてやり 眠るキミ見て安堵した 深き愛ゆえ夢に見て 恩ゆえ埋めるの哀しいと…… だが心配はまたネズミ 傍若無人に今夜から…...
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