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2020年1月29日水曜日

アーティゾン美術館「見えてくる光景」9


大湯環状列石は花輪から大湯へ向かう県道の 東西両側に広がっている。東側が野中堂配石遺構群、西側が万座配石遺構群であり、それぞれの中心に環状列石がある。考古学でいうクロムレックである。数列の立石からなるアリニュマンもあったにちがいないと思われたが、確認はできなかった。環状列石の構造と規模は重要な点であるから、大湯ストーンサークル館の『展示図録』から、そのまま引用しておこう。以下、基本的事実はほとんどこの『展示図録』によっている。

野中堂環状列石と万座環状列石は、ほぼ同一の構造で、いずれも1~2m規模の配石(組石)遺構100基以上が二重の環状に配置され、さらに内、外帯間の特殊な位置に「日時計状組石」1基がつくられています。また、万座環状列石の北、南、南南東には出入口があり、野中堂環状列石でも南、北北西方向の出入口が確認されています。

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