2019年11月25日月曜日

中国美術学院「歴史と絵画」2


そのあとも見ていると、支払はすべてペイペイみたいなスマホ決済――日本がまだまだ現金主義を守っているのとえらい違いです。いまやガラケーの僕は、とても中国で生活していけそうにありません。

先日「銭塘潮」と題して、1989年の想い出を「饒舌館長」にアップしましたが、数えれば30年ぶりの銭塘江です。もちろん高層ビルやマンションが林立する周りの景色は一変しています。それでも懐かしさがこみ上げてきたのは、あの銭塘大橋と背景の山並みがまったく変わっていなかったからでしょう。

想い出にひたる僕を乗せたクルマは龍井茶園へ。1993年、「辻惟雄先生と行く江南の旅」で来たときのことが思い出されましたが、それから数えれば、杭州は26年ぶり、3回目の旅です。

0 件のコメント:

コメントを投稿

根津美術館「唐絵」7

  そのころ日本の禅僧がたくさん元に渡りましたし、長くかの地に留まり、中国文化を持ち帰った場合も大変多いのです。 流行する題画詩も彼らによって日本へもたらされた可能性が高いという指摘は、正鵠を射るものです。(略) このような島田修二郎先生の名論文を読むと、詩画軸こそ詩画一致で...