150万アクセスを突破しました❣❣❣皆さんありがとうございました❣❣❣

2019年10月17日木曜日

追悼 池内紀先生2


しかしここでは、僕の個人的思い出をアップすることにしましょう。文学部の教授会は、席が決められているわけではありませんが、おのずと指定席みたいなものができ上がってきて、池内先生と僕は向かい合って座るようになりました。教授会のあいだ中、先生はいつも校正をされていました。

あるときはカフカ、あるときはモーツァルト、あるときは山下清です。近世絵画史のことしか書いたことがない僕は、やはり世の中には天から才能を与えられたオールマイティ人間がいるんだと、驚きながら仰ぎ見ていました。

うわさでは、そのころ人気がなくなってしまったドイツ文学研究室を建て直すため、主任の柴田翔さんが、活躍を続ける池内先生を、都立大学からヘッドハンティングしてきたんだということになっていました。

0 件のコメント:

コメントを投稿

前田青邨画伯50回忌法要 8

   「画禅入三昧」は「画禅三昧に入る」とも「画禅三昧に入れ」とも読めますが、後者であったと思います。この教えによって、近代的自我 は目指すべき理想から、画に没頭して雑念を離れれば、おのずと獲得される三昧の境地に昇華したのではないでしょうか? 30代半ばにして画伯がスランプに陥り...