2018年12月6日木曜日

中村眞彦さんの太極剣と太極刀2


もう一振りは、さきに柳葉刀と呼んだ中国刀で、刃の方にカーブがあり、とても重く、頑丈な作りになっています。『太極拳辞典』では、「太極刀」として説明が加えられていますが、「柳葉刀」という語はとくに見つからないようでした。

先にもアップしたように、奇美美術館には日本刀に似た中国刀も陳列してあったので、この点を眞彦さんにお訊ねすると、それは「楊式太極刀」に近いものであろうというお話でした。楊式太極刀は全体にカーブしていて、日本刀に近いフォルムだそうですが、残念ながら『太極拳辞典』に挿図は載っていませんでした。

眞彦さんのお陰で、現物を見るだけでなく、『太極拳辞典』を読みながら手に取ることができたので、中国の刀剣について具体的に理解することが容易になった、とてもうれしいその日の午後でした。


0 件のコメント:

コメントを投稿

今や北斎・広重とともに「風景版画の3H」とたたえられる川瀬巴水を中心とする新版画展が三菱一号館美術館で開催中です!! 17

   三菱一号館美術館「トワイライト、新版画――小林清親から川瀬巴水まで」を内覧会で見せてもらったあとで、 いま饒舌したような 巴水風景版画 サウダーデ 観 が 心に 浮かんでき た ん です。もちろん会場で作品を前にしたときは、ただいいなぁと ながめるだけでしたが……。    ...