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2026年6月20日土曜日

荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 3

 


荻生徂徠「春杪、義空師が将に西京の行有らんとし、留めて阿刺吉酒を恵まる。盛る所も亦西洋の玉壷なり。二絶を作りて餞別し且つ謝す」


  阿蘭陀オランダ国の阿刺吉酒アラキざけ ガラスの瓶は緑色

  中身の酒は琥珀色こはくいろ 義空師からのプレゼント

  やなぎをわがねて春風に 別れの詩うたを詠みました

  楊の輪っかに君からの 甘露の酒を注ぎつつ……


 北原白秋を思い出させるこの一首は、また中唐の詩人・李賀の「将進酒」とも共鳴しています。荒井・田口さんが指摘するところです。李賀の傑作賛酒詩はかつてアップしたことがあると思いますが、チョッとバージョンアップして再録することにしましょう。


 李賀「将進酒」


瑠璃杯--酒は琥珀色

小さな樽から注がれる ワインは真紅のパールのよう

 煮て鳳凰 包み焼き 脂が涙のごと流る

絹の屏風と刺繍した 幕が閉じ込むよい香り

響く龍笛 鰐太鼓

明眸皓歯 柳腰 舞いつつ歌う美女の群れ

加えて春は真っ盛り 日は今まさに暮れんとし

乱れ散ってる桃の花 まるで真っ赤な雨のよう

君に勧めん一日中 ジャンジャカ飲んで酔いに酔え!!

かの劉伶りゅうれいも死んじゃえば 墓まで酒はやって来ず

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荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 3

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