姜夔きょうき「虞美人草」
劉邦 項羽を包囲した 夜更けに楚の歌わき起こり
玉の帳とばりで項様は 悲憤慷慨されました
烏江うこうの駅長「江東……」と 再起されよと鼓舞するも
蓬よもぎの中に妾奴わたしめを 打ち捨て項様 出陣し……
石になったらどうやって 話をすることできましょう
しかし草花そうかになったなら 舞うことできます風受けて
愛馬の騅すいと項様の 帰来を待ちます道端で
でも心配で……一顧だに してくれないのじゃないですか?
当時の知識人 や教養人 が 、 これらを知っていたことは言うまでもありません 。しかし項羽や虞美人により一層深く馴染み、強い共感や愛惜の念を抱くようになった契機として、能謡曲の「項羽」に指を折りたい誘惑に駆られ るのです 。 作者不詳の五番目物です。 秋草を 刈り取って...
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