2025年6月8日日曜日

鎌倉国宝館「集結!北斎のエナジー」1

 

鎌倉国宝館「集結!北斎のエナジー――肉筆浮世絵の殿堂――」

 「氏家浮世絵コレクション財団設立50周年記念特別展」として、「集結!北斎のエナジー――肉筆浮世絵の殿堂――」が鎌倉国宝館で開かれていました。「開かれていました」というのは、511日に終わっちゃったからです() しかし6日のアヤメでも、是非このブログにエントリーしておきたいと思います。

それは学芸員の中川満帆さんがキューレーションを行なった、すばらしい肉筆浮世絵展だったからです。8年ほど前、「永田生慈さん北斎画を寄贈」と題してアップしましたが、その永田先生からお呼びがかかり、氏家浮世絵コレクション財団の理事をつとめていたことがあったからです。本展のカタログに、僕のエッセー「氏家浮世絵コレクションの魅力」が載っているからです――再録ですが() 

氏家浮世絵コレクションの概要については、カタログの「ごあいさつ」をもって代えることにしましょう。


0 件のコメント:

コメントを投稿

根津美術館「唐絵」5

とくに応永年間、熱狂的 に愛好されたので、応永詩画軸 などと呼ばれることもあります。 詩画軸のことを勉強するときには、必ず『禅林画賛   中世水墨画を読む』 ( 毎日新聞社 ) という本を手元に置かなければなりません。そして監修者である島田修二郎先生の論文「室町時代の詩画軸につい...