2024年11月10日日曜日

藤崎千雲・千墨会2

あいにくオープニングセレモニーには出席が叶いませんでしたが、翌日お祝いに駆けつけました。まず千雲さんの「墨華」双幅に、これは現代の新しい「描き表装水墨画」だと感を深くしました。招待作家の力作、前日行なわれた合同揮毫作、4室にわたるお弟子さん、孫弟子さんの作品を鑑賞してから、事務局のお部屋で楽しいティータイム、おしゃべりの時を過ごしました。饒舌館長が一人でしゃべりまくったような感じもしますが……() 

千雲さんはお弟子さんの葛西千麗さんに跡を託されるらしく、「これからはよき家庭人に戻ります」と微笑んでいらっしゃいましたが、35周年記念展のときは、ぜひ一曲余興で僕にアメリカン・フォークをやらせてほしいとお願いして、家路に着いたことでした。もし5年後元気だったらの話ですが( ´艸`)

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

出光美術館(門司)「琳派の系譜」9

   ここで改めてこの蓋の松をみると、 松原や 松林のごとく松の木をずっと描き並べてあるわけじゃなく、はっきりと左右に分かれていることに気づきます。それはまるで遠く離れた高砂の松と住吉の松に見えてくるではありませんか。 右側が高砂の松、左側が住吉の松ということになるでしょう。 少...