それぞれ得もいわれぬ銘酒でしたが、今回はとくに個性ゆたかにして初体験の「キルホーマン」を「僕の一点」に選びました。健さんマニュアルには、「Kilchoman Distillery 2005年創業 所在地Rinns ゲール語でKil=「聖人」 蒸留所近くにある教会Kilchoman Churchから採った? ヘビーピート バーボン樽で熟成 まだ若い蒸留所。大麦栽培から瓶詰めまでモルトウイスキーの全てを行なっている」とあります。
そうなんです!! ヘビーピートもヘビーピート、すごいヘビーピートです。ヘビーピートといえば、日本ではアイラの「ラフロイグ」が有名ですが、ピート香の強さにおいて甲乙つけ難い感じがします。敢えていえば、キルホーマンの方がややマイルドかもしれませんが……。
しかしウィスキー色は、キルホーマンの方がチョッと薄めで、透明感に富んでいるので、なんとなく初々しい感じがします。もっともボディはしっかりしていますから、むしろ加水した方が美味しいように思われました。
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