薩都刺「遊西湖 六首」5
「待っていたのよ 我が背子せこよ お酒の酔いが醒めるのを」
笑みつつ絹の扇 出し 賛詩を書いてと頼んだの
紅いすだれを巻き上げりゃ 春はさざなみ緑色
岸から柳絮りゅうじょが舞ってきて 硯すずりの海に落ちました
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