東京国立博物館「本阿弥光悦の大宇宙 始めようか、天才観測。」<3月10日まで>
日本のレオナルド・ダ・ヴィンチとたたえられる本阿弥光悦の大展覧会です。もっとも「レオナルド・ダ・ヴィンチ」を持ち出すと、すぐツッコミを入れる方がいらっしゃりそうですから、今風に天才的アート・ディレクターと言い換えることにしましょう。しかし「天才的」にも即ツッコミが入るかな(笑)
琳派展では最初に必ず登場しますが、光悦にだけスポットライトを当てた展覧会は、2013年秋、五島美術館で開かれた特別展「光悦――桃山の古典――」以来のことでしょう。このときは僕も講演をやらせてもらいましたが、10年前はまだ「口演」なんて自称していませんでした(笑)
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