当然ここで李白「採蓮曲」の戯訳が登場するところですね(笑) 愛読する『中国詩人選集』では「楽府」の部に入っていますから、古い楽府のタイトルをパクって李白が詠んだ擬古楽府のようです。
西施で名高い若耶渓じゃくやけい 蓮の実を採る娘たち
蓮の花越ごしおしゃべりに 余念なく笑いさざめいて……
今朝したお化粧 日を受けて くっきり映る水底に
香る袂たもとは風に舞い ひるがえりたり空中に
目出度い雪が彼方まで 驚くほどに降り積もり 目出度い雲が天上の 果てまで暗く してる けど 地上はまるで満月の 夜かと疑う明るさで 山には白雲 棚引いて きらめく朝日を 浴び てる よう 舞うがごとくに降る雪は ひらひら 散って...
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