当然ここで李白「採蓮曲」の戯訳が登場するところですね(笑) 愛読する『中国詩人選集』では「楽府」の部に入っていますから、古い楽府のタイトルをパクって李白が詠んだ擬古楽府のようです。
西施で名高い若耶渓じゃくやけい 蓮の実を採る娘たち
蓮の花越ごしおしゃべりに 余念なく笑いさざめいて……
今朝したお化粧 日を受けて くっきり映る水底に
香る袂たもとは風に舞い ひるがえりたり空中に
本邦初の辞典がここに誕生したんです。しかも日本語のあとに、すぐれた英訳がついているから便利です。便利なだけじゃ~ありません。日本語と英語における視覚文化へのアプローチが意外に異なっていることが浮彫りになり、おのずとわが国視覚文化の特質といった問題へ導かれることになります。この質...
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