2023年8月13日日曜日

『大英博物館マンガ展図録 マンガ!』5

 

 ベストスリーの最後は、何といっても杉浦茂です。『おもしろブック』が家に届けられると、最初に開くページは杉浦茂の「アップルジャムくん」でした。それはナンセンス中のナンセンス、赤塚不二夫を最初に見たとき、「これって杉浦茂じゃないか!!」と思ったものでした。単行本の『猿飛佐助』や『モヒカン族の最後』も愛読書でした。

これを書いていたらいよいよ懐かしくなって、アマゾンで『猿飛佐助』をゲットしました。1995年のちくま文庫版ですが、ページを繰れば、猿飛佐助よろしく「デレン パッ」と70年前の美少年にソク変身です() 

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三井記念美術館「円山応挙」5

 僕 は応挙写生図巻のなかにある兎の写生をあげて、応挙が写生をもとにこの作品を仕上げたこと、ここにも写生主義者応挙の制作態度がよく看取できること を指摘しました。しかしそれだけではなく、ここには文化的な 観念あるいは 伝統的 視覚も働いていたことを 加筆したのです 。   つまり...