つぎに福井英一の「イガグリくん」ですね。カタログでは、ステファン・ボージャンさんが『冒険王』第6巻第5号付録『イガグリくん 天狗山の決戦』を紹介しています。そうなんです!! そのころ少年雑誌には、マンガの単行本が付録につくことがあったんです!!
どっちが本誌でどっちが付録か分からないような、こんな号もありました。新年号になると「10大付録」とか「12大付録」などというものもありました。僕は集英社の『おもしろブック』派だったので、秋田書店の『冒険王』は友だちから借りて読みましたが……。
桜と相性がよい文学は和歌でしょうが、漢詩だって負けてはいません。先に紹介した渡部英喜さんの『漢詩花ごよみ』に江戸末期に鳴った漢詩人・藤井竹外の七言絶句「芳野」が載っています。またまたマイ戯訳で紹介することにしましょう。 古き陵 みささぎ ――松柏 まつかしわ つむ...
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