しかし、椿山が謝応芳の賛を有する「江山漁楽図」を目にしていた可能性も考えられるでしょう。もちろん原本であるはずもなく、模本を含めての話ですが……。もしそうなら、図様もそれによった可能性が浮上してきます。そうなると、もうほとんどパクリということになっちゃうかな(笑)
いずれにせよ、ネットほど便利なものはありません。しかし今や、チャットGTPなる化物みたいなAI機器が登場しているそうですね。そのうち僕たち美術史家は、枕を並べて失職することになるんじゃないかな(笑)
先日、 鏑木清方記念美術館の「あの人に会える! 清方の代表作<築地明石町>三部作」展で井手誠之輔 さん にお会いしたことをアップしました。その井手さんが、この「扇影衣香」展カタログに、「総論 絵から見た鎌倉の美術と東アジア世界――人と仏――」という巻頭論文を寄稿しています。 ...
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