款記には呂廷振、つまり明代最高の花鳥画家・呂紀りょきにならったとありますが、普通僕たちがイメージする呂紀画とはずいぶん異なっています。呂紀の代表作に、東京国立博物館が所蔵する「四季花鳥図」四幅対があります。静嘉堂文庫美術館にも、伝称作品ですが、とてもすぐれた「花鳥図」があります。しかし、これらと共通する要素は多くありません。むしろ、先にあげた「涼月蒲柳図」のもとになった陳淳を想定すべきだと思います。
ヤジ「本人が呂紀にならったと言っているのに、オマエが勝手に変えたりするんじゃない!!」
三菱一号館美術館「トワイライト、新版画――小林清親から川瀬巴水まで」を内覧会で見せてもらったあとで、 いま饒舌したような 巴水風景版画 サウダーデ 観 が 心に 浮かんでき た ん です。もちろん会場で作品を前にしたときは、ただいいなぁと ながめるだけでしたが……。 ...
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