先ほどこの『故宮書画簡輯 唐寅』をネットで検索したところ、露天市集というサイトに200ドルで出ていました。しかし、こういうサイトにクレジット番号を打ち込んで大丈夫なものかどうか心配になり、今回はスルーすることにしました(笑) 余談はともかく、確かに唐寅画にはこのような皴法――斧劈皴みたいな皴法が見出されるのです。
一方『江戸絵画の華』カタログ解説では、『芥子園画伝』初集に収められる李龍眠画、とくに瀧周辺の表現をアレンジした可能性が指摘されています。
とくに応永年間、熱狂的 に愛好されたので、応永詩画軸 などと呼ばれることもあります。 詩画軸のことを勉強するときには、必ず『禅林画賛 中世水墨画を読む』 ( 毎日新聞社 ) という本を手元に置かなければなりません。そして監修者である島田修二郎先生の論文「室町時代の詩画軸につい...
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