「僕の一点」は円山応挙の「懸崖飛泉図屏風」ですね。京都の個人宅でこの屏風をはじめて見て感を深くしたのは、2000年12月18日のことでしたが、相前後してプライス・コレクションとなりました。3年後『國華』で「プライス・コレクション特輯号」が組まれることになったとき、この傑作はぜひ僕に紹介させてほしいと、主幹の辻惟雄さんにお願いしたのでした。
いま『國華』1290号を書架から引っ張り出してきて、ながめながらこの「饒舌館長ブログ」を書いています。
本邦初の辞典がここに誕生したんです。しかも日本語のあとに、すぐれた英訳がついているから便利です。便利なだけじゃ~ありません。日本語と英語における視覚文化へのアプローチが意外に異なっていることが浮彫りになり、おのずとわが国視覚文化の特質といった問題へ導かれることになります。この質...
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