2021年11月6日土曜日

三菱一号館美術館「印象派」2

僕も発表するよう招聘を受け、はじめて訪れるイスラエルという国に期待をふくらませ、本場であのイスラエル・ワインが味わえるんだとワクワクしていたのですが、折悪しく騒乱が起こり、無期延期となってしまいました。

「僕の一点」は、フランス・バルビゾン派を代表する画家カミーユ・コローの「魚を運ぶ釣り人」ですね。東洋でいえば「寒江独釣図」といった感じの絵で、たそがれ時の雰囲気がとてもよく表現されています。小ぶりな画面で、これなら我が家の玄関にもピッタリです。今回メイン・イメージに使われているクロード・モネの「睡蓮」も素晴らしいのですが、我が家の玄関にはチョット大きすぎます。

 ヤジ「オマエの玄関に合うかどうかなんて、誰も訊いていない!! 

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國華清話会2025年秋季特別鑑賞会3

   「僕の一点」は吉澤雪庵の「寒山拾得図」ですね。大きな絹本の掛幅 画 です。 右側の拾得 は岩を硯にして墨を摺り、左側の寒山は筆を右手に持って岸壁に文字を書こうとしています。拾得の後には、チョット羅漢のように見える豊干禅師が座って寒山の方を見ています。これを見てすぐ思い出すの...