2021年11月5日金曜日

三菱一号館美術館「印象派」1

三菱一号館美術館「印象派・光の系譜――モネ・ルノワール・ゴッホ・ゴーガン――」<2022116日まで>

 先日、三菱創業150年記念展「三菱の至宝」をつつがなく終えた三菱一号館美術館で、特別展「印象派・光の系譜――モネ・ルノワール・ゴッホ・ゴーガン――」が開かれています。イスラエルのエルサレムにあるイスラエル博物館が所蔵する、インプレッショニスムの<饒舌館長おススメ展>です。

さすが神が支配する国イスラエルだと感じさせるコレクションです。神が集めたのではないかと思わせるほどクオリティーが高く、しかも見ていると何となく敬虔なる気持ちになってくる絵が多いから不思議です。

残念ながら、イスラエルには行ったことがありません。5、6年前でしょうか、アメリカの有名な日本絵画コレクターであるカート・ギターさんのコレクション展が、このイスラエル博物館で開かれることになり、それに併せて国際シンポジウムが計画されました。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿

根津美術館「唐絵」5

とくに応永年間、熱狂的 に愛好されたので、応永詩画軸 などと呼ばれることもあります。 詩画軸のことを勉強するときには、必ず『禅林画賛   中世水墨画を読む』 ( 毎日新聞社 ) という本を手元に置かなければなりません。そして監修者である島田修二郎先生の論文「室町時代の詩画軸につい...