ついでながら李白「月下の独酌」にちなみ、『雲萍雑志』の著者とされてきた柳沢淇園の詩から、二日酔いが詠み込まれた一首を、入矢義高先生の『日本文人詩選』(中公文庫)からマイ戯訳で……。
西域由来のザクロの実 洛陽名物 有[あり]の実を
描いて贈らんハナムケに 旅路の無事を祈りつつ……
酸いと甘いのメタファーが この絵のなかに隠れてる
喉をうるおし二日酔い 醒ましてほしい君だけが
荻生徂徠「春日、君瑞・叔潭・潮師・子和集う。韻を青の字に分かたる」 江戸城南の草の色 色づき始める青々と…… 二月の春風 芳しく 我が楊雄 ようゆう の 庵 いお に 吹く 侯芭 こうは の ごとき弟子が酒 一本 下げて来ないなら 『玄経』著者が住む辺も もの寂 しか...
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