2021年10月5日火曜日

群馬県立近代美術館「江戸と上毛を彩る画人たち」2

 

二つもやらせてもらったからといって、薦めているわけじゃ~ありませんよ( ´艸`)  そのカタログの「ごあいさつ」の一部を紹介しておきましょう。

本展では、江戸から広まった関東南画を軸に、谷文晁をはじめ、高久靄厓、渡辺崋山、立原杏所、椿椿山など江戸を中心に活躍した画人たちと、金井烏洲や矢島群芳、松本 宏洞ら群馬ゆかりの画人たちの作品を紹介します。関東南画はどういうものだったのか、人々のつながりをたどりながら、作品のもつ多彩な魅力に迫ります。

なお、本展でとりあげた江戸時代後期から明治時代前期は、その後、様々に展開していく近代の南画へとつながる過渡期ととらえることもできるでしょう。本展をきっかけとして、地方の状況と関東南画、南画のゆくえについても思いを巡らせていただくと同時に、地元の画人たちにも再び関心が寄せられ、親しまれる機会が増えることを願っております。

0 件のコメント:

コメントを投稿

山種美術館「桜さくらSAKURA2025」7

今回は奥村土牛の傑作「醍醐」がポスターのメインイメージに選ばれ、目玉にもなっているので、とくに土牛芸術に力を入れてしゃべりました。もちろん大好きな画家でもあるからです。 遅咲きの画家といわれる土牛は、一歩一歩着実に独自の土牛様式を創り上げていきました。人の真似できない真なる創造的...