昨日アップした「庚戌夏五月 梅影楼に留連すること連日 之れを賦して主人に贈る」は、烏洲絶唱の一首だと思いますが、戯訳を考えていると、マイ暗唱唐詩の一つである李白の七言絶句「客中行」がそれとなく浮かんできました。烏洲が『唐詩選』に採られるこの名吟を知っていたことは、改めて言うまでもないでしょう。かの入矢義高先生なら、ヤッパリ李白の方が良いなんておっしゃるかもしれませんが……(笑)
山東蘭陵 銘酒あり ウコンの香りもかぐわしき
あぁ玉杯になみなみと 注げば輝く琥珀色
ご主人!! 旅するこの俺を 酔わしておくれ存分に……
そうすりゃ他郷もふるさとも なくなっちゃうさ区別など
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