2021年10月23日土曜日

群馬県立近代美術館「江戸と上毛を彩る画人たち」16

 

金井烏洲「雨後出遊し向陵山人の韻に次ぐ」(しの木弘明『金井烏洲』)

  盛り上がったる飲み会も 帰るときには酔いも醒め

夕日の光がはすかいに 庵[いおり]の扉に差している

素敵な春の景色だが あんまり好きになれぬのは

  盛りの桜――その枝に 干してる洗濯物のせい


0 件のコメント:

コメントを投稿

東京美術『日本視覚文化用語辞典』2

 本邦初の辞典がここに誕生したんです。しかも日本語のあとに、すぐれた英訳がついているから便利です。便利なだけじゃ~ありません。日本語と英語における視覚文化へのアプローチが意外に異なっていることが浮彫りになり、おのずとわが国視覚文化の特質といった問題へ導かれることになります。この質...