金井烏洲「山寺早起」(菊池五山『五山堂詩話』補遺1)
間遠に聞こえる鐘の声 霧もようやく晴れ渡る
春のあけぼの山中は 冷ややかなること秋に似る
五重の塔の影長く 庭に映って三、四丈
残[のこ]んの月が老松の テッペン高く浮かんでる
サントリー美術館「NEGORO 根来 赤と黒のうるし」< 2026 年 1 月 12 日まで> 私たちは根来塗の単純明快なるフォルムを愛しいとおしんできました。朱漆と黒漆のハーモニーに魅了されてきました。風化と手擦れが視覚化する時間の流れに深い感銘を覚えてきました。このような...
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