すでに「閑情の賦」によって、陶淵明がマジメだけではないことを知っていましたが、このようなユーモアにも恵まれていたんです。しかしオチがお酒にいっちゃっているところに、酒仙詩人・陶淵明の真骨頂がうかがわれます(笑)
それより重要なのは、雍君と端君がともに13歳であることです。明らかに、陶淵明は奥さんのほかお妾さん(第二夫人)を持っていたんです。そうでなければ、雍君と端君が同じ13歳であるはずがありません。
もっとも、これには古くから双子説があって、こちらの方が通説になっているのかもしれませんが、双子説ならぬ双妻説(!?)の方に、高い蓋然性が認められるように思われます。とくに陶淵明のお父さんの場合を考えれば……。
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