徐寅「初夏に戯れに題す」
万物はぐくむ夏の風 夜[よ]が明けるころ吹き初めて
次第に開くハスの花 散ってゆくのはバラの花
荘子の蝶になった夢 知っているのか青虫も
さなぎ→蝶へとメタモルし 華麗に舞う庭 南方[みなみかた]
この二つのテーマに注目する本展覧会は、江戸の活気を余すことなく描き出した国指定重要文化財「江戸名所図屏風」(出光美術館蔵)から説き起こします。日々の生活を存分に謳歌する人々の描写は、まさにこれから誕生しようとする浮世絵を確かに先取りしています。 今回は、出光美術館のコレクショ...
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