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2021年7月26日月曜日

徐寅・夏の詩3

 

それまで徐寅の詩で知っていたのは、植木久行さんの『唐詩歳時記』(講談社学術文庫)と黒川洋一ほか編『中国文学歳時記』(同朋舎)に採られる「初夏戯れに題す」だけでした。しかし、静嘉堂文庫の静かな閲覧室で一人『全唐詩』の拾い読みを始めると、これが饒舌館長好みの詩人だったんです。そして、あぁこんな優れた詩人がまだいたなんて、漢詩の世界は奥が深いなぁと改めて感じ入ったのでした。

とくに大好きな李賀の雰囲気に、通い合う詩が少なくなかったこともその理由ですが、おそらく徐寅は李賀から大きな影響を受けているのでしょう。もう盛夏となってしまいましたが、「初夏戯れに題す」を皮切りに、何首かをまたまたマイ戯訳で紹介させてもらうことにしたという次第です。

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