最後に、日本東洋のすぐれた文化と美しき伝統を愛して止まなかった岩崎家の象徴として、小弥太の句集『巨陶集』『早梅』から五句ほどを選び、また和歌一首を添えつつ筆を擱くことにしよう。
天平の昔なつかし曼珠沙華
散る花や静かに座[おわ]す廬舎那仏
貫之の歌切は何んと梅の宿
古きものいとしむ心秋の雨
枯れしもの皆美しや冬の雨
理[ことわり]にのみ生く人は天地[あめつち]のまことの情[こころ]知りがてぬかも
江戸東京博物館「江戸博×出光コレクション初共演 浮世 へ のいざない」<9月27日 まで > 標記の展覧会が江戸東京博物館で開かれています。前回アップした東京国立博物館「空海と真言の名宝」展で、日本人の現世肯定主義的傾向 を指摘しましたが、眉にツバしている方も少なくなかった...
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