それだけじゃ~ありません。あるとき妖怪学の権威・小松和彦さんから、編集中の『怪異の民俗学6 幽霊』(河出書房新社)に、僕の拙文を再録させてほしいという依頼がきました。これまた喜んでOKし、先の山下裕二さんが指摘した応挙筆「反魂香図」の件を、「後記」として加筆することにしました。
出来上がって送られてきた460ページもある本を見ると、巻末に中本剛二さんによる「収録論文改題」がついていて、僕の拙文が柳田國男や池田弥三郎、鶴見俊輔の論文といっしょに取り上げられているじゃ~ありませんか。恐れ多いやら恥ずかしいやら――しかしやっぱりうれしかったかな(笑)
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