こんなにも三谷さんの体験にこだわったのは、渡辺京二さんの名著『逝きし世の面影』が伝えてくれる幕末明治の日本におけるあの「裸天国」を考える際、とても参考になるように感じられたからです。
『逝きし世の面影』を読むと、日本人は天真爛漫であり、欧米人は社会的規範によって雁字搦めになっていたという結論を導き出したくなりますが、それはやはり間違いでしょう。裸に対する天真爛漫ともいうべき態度や、あるいは恥ずかしいという感情を、日本人も欧米人も、親や家族や社会から学習していたにちがいありません。
「 春道列樹 はるみちのつらき × 李白」は 対自然 驚愕ペアです。列樹は 平安前期の公家歌人、「百人一首」に採られる「山 川 やまがわ に風のかけたるしがらみは 流れもあへぬもみぢなりけり」が代表歌です。「詩哥写真鏡」 の <春道のつらき>もこの和歌に よると言われ...
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