実際に作品を写真などで見ると、それ以上に驚く人が多いのではないだろうか。落書きのように見えるからだ。もし「落書き度」という、絵の描き方の度合いを示す指標があるなら、そのレベルは半端ではない。落書きに見ようと思えば見える作品を多く残した作家の代表格はピカソだと思うが、トゥオンブリーはさらにその先を走っている。87億円の《無題》は、いってしまえばボールペンの試し書きのようなイメージだ。しかも、画材はクレヨン。まさに子どもの落書きなんじゃないかと思う人がいてもおかしくない図柄なのである。
2020年12月14日月曜日
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江戸東京博物館「江戸博×出光コレクション初共演 浮世へのいざない」2
この二つのテーマに注目する本展覧会は、江戸の活気を余すことなく描き出した国指定重要文化財「江戸名所図屏風」(出光美術館蔵)から説き起こします。日々の生活を存分に謳歌する人々の描写は、まさにこれから誕生しようとする浮世絵を確かに先取りしています。 今回は、出光美術館のコレクショ...
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なにしろ相手がおおらかなイタリアと中国ですから、これまた「こころの風景」に書きたいような、楽しきトラブルが発生したことは言うまでもありません(笑) それはともかく、このシンポジウム終了後、フォルチュニ美術館をぜひお訪ねしたいと思いましたが、時間的余裕がな...
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一般的には明の士大夫・鄭彦 ていげん が松竹梅図の嚆矢といわれているけれども、唐の時代には描かれていたことが明らかだと、紫雲先生は李邕詩の発見を誇っていらっしゃいます。もっとも鄭彦は、明じゃなく宋の人のようですが……。 この『松竹梅の美術史』は鹿島美術財団の助成を受けて出...

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