欄干に寄りヒゲひねり 詩想を練ってる盛唐の
詩人の胸には塵もなく 峨々たる岩も古い木も
巨大で勢い盛んなり かの三千尺の瀧の水
唐の天下をさっぱりと 洗い清めているんだろう
このもとになった李白の七言絶句「廬山の瀑布を望む」はよく人口に膾炙するところですが、これまた戯訳を掲げておくことにしましょう。
日に照らされる香炉峰 たなびく霞は紫だ
遥か向こうに川が見え 瀧が一条かかってる
ほとばしる水 垂直に 落下すること1000メーター
空のてっぺんから落ちる 天の川かと間違えた
先日、 鏑木清方記念美術館の「あの人に会える! 清方の代表作<築地明石町>三部作」展で井手誠之輔 さん にお会いしたことをアップしました。その井手さんが、この「扇影衣香」展カタログに、「総論 絵から見た鎌倉の美術と東アジア世界――人と仏――」という巻頭論文を寄稿しています。 ...
0 件のコメント:
コメントを投稿