2020年6月28日日曜日

静嘉堂「美の競演」1



静嘉堂文庫美術館「美の競演――静嘉堂の名宝」<922日まで>
 いよいよ「美の競演――静嘉堂の名宝」展が昨日オープンとなりました。先日アップしましたように、コロナ禍のため「江戸のエナジー」展が延期となってしまいましたので、お客様をお迎えするのは3ヶ月ぶりというわけです。じつは、これまたアップした「三菱の至宝展」と姉妹展という感じで準備していたのですが、姉の方が来年に延期となったため、妹の方にスポットライトが集まり、前評判も上々のようでした。
しかし何といっても時期が時期だけに、果たしてどれくらいの方がいらしてくださるものか、内心はヒヤヒヤでした。ところが蓋を開けてみると、予想を超えてたくさんの方にご来館いただきました。もちろん、検温や手のアルコール消毒、お持ちでない方へのマスク・サービスなどの安全対策のほか、ギャラリーへは70人までに制限させていただいております。

0 件のコメント:

コメントを投稿

東京都美術館「田中一村展」8

  すごくいい !!  芳賀徹先生の『桃源の水脈』を紹介したときにもアップしたように思いますが……。十代の神童「米邨」が南画家、いやむしろ文人画家としてスタートを切ったことを考えれば、陸游の『剣南詩稿』を書架に収め、日々馴染んでいたのではないでしょうか?  もちろん陸游文学の...