2020年6月15日月曜日

梅棹忠夫『知的生産の技術』8



これほどお世話になった『知的生産の技術』なのに、書架を探しましたがどうしても見つかりません。最近ずいぶん断捨離をやりましたが、この名著を断捨離するはずがありません。あとでもう一度よく探してみますが、やっぱり青春の思い出として、書架には絶対備えておきたい――もちろん現在出版されている100刷なんかじゃなく、あのころの旧版を……。
と思ってアマゾンで検索すると、うれしいことに「中古品」として旧版がたくさん出品されています。しかしこの名著が旧版となると、最安はたったの1円――「嗚呼!! 文化の堕落衰退であり、悲しく嘆かわしいことだ!!」と思いましたが、ひるがえって考えてみると、梅棹先生ご自身がベストセラーなんかにしちゃったからですよ() 

0 件のコメント:

コメントを投稿

東京美術『日本視覚文化用語辞典』2

 本邦初の辞典がここに誕生したんです。しかも日本語のあとに、すぐれた英訳がついているから便利です。便利なだけじゃ~ありません。日本語と英語における視覚文化へのアプローチが意外に異なっていることが浮彫りになり、おのずとわが国視覚文化の特質といった問題へ導かれることになります。この質...