2020年4月9日木曜日

杜牧「清明」6



1989年春から初夏にかけて、北京日本学研究センターの講師として北京に滞在していたことは先日もアップしましたが、その4月11日夕方、宿舎となっていた友誼賓館の蘇園餐庁で、我々からの答礼宴が開かれました。宴が果てたあと、「僕の部屋で二次会をやろう」というと、何人かが集まってくれたのですが、うれしいことにセンター長の尾上兼英先生と奥様も加わってくださったのです。

そのとき振舞ったのが僕の部屋にあった汾酒でしたが、誰かが「尾上先生は確か今月のお生まれでしたね」というと、「そうですけど、よくご存知ですねぇ」とおっしゃる。それじゃ~先生の誕生パーティーをやろうということになりましたが、ローソクなんて部屋にありません。

0 件のコメント:

コメントを投稿

國華清話会2025年秋季特別鑑賞会3

   「僕の一点」は吉澤雪庵の「寒山拾得図」ですね。大きな絹本の掛幅 画 です。 右側の拾得 は岩を硯にして墨を摺り、左側の寒山は筆を右手に持って岸壁に文字を書こうとしています。拾得の後には、チョット羅漢のように見える豊干禅師が座って寒山の方を見ています。これを見てすぐ思い出すの...