それどころか、これまた紹介したことがある渡部英喜さんの『漢詩歳時記』によると、安徽省貴池県と山西省汾州では本家争いを繰り広げているそうです。しかし渡部さんも、安徽省に軍配を上げています。杜牧が貴池へ刺史として赴任したことがあることのほか、「清明」の風景が乾ききった山西省の風土と合わないからだそうです。
しかし、ここに至ってはそんなことなどどうでもよく、今夜は杜牧の「清明」と、もちろん汾酒もランクアップされている中国10大銘酒の暗唱をまずやったうえで、本当の汾酒を堪能することにしたいと思います。家じゃ~誰も拍手なんかしてくれませんが(笑) 実をいうと、この中国10大銘酒の中で、一番好きなのが汾酒なんですが、これにも忘れられない想い出があります。
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