2020年4月21日火曜日

国立新美術館「古典×現代2020」1



国立新美術館「古典×現代2020――時空を超える日本のアート」メディア内覧会(3月24日)

 この刺激的な特別展は、311日から国立新美術館で開かれることになっていましたが、COVID-19――つまりコロナ・ウィルスのために会期未定の順延となってしまいました。誰ですか? チャイナ・ウィルスなんて言ってるのは( ´艸`) しかしメディア内覧会だけは開かれることになったので、静嘉堂の仕事が終わったあと駆けつけました。主催のなかに國華社が入っているので、是非とも出席したかったのです。立派なカタログから「ごあいさつ」の一部を引用しておきましょう。

国際的な注目が東京に集まる2020(令和2)年に、古い時代の美術と現代の美術の対比を通して、日本美術の豊かな土壌を探り、その魅力を新しい視点から発信する展覧会を開催します。展覧会は江戸時代以前の絵画や仏像、陶器や刀剣の名品を、現代を生きる8人の作家の作品と組み合わせ、一組ずつ8つの展示室で紹介します。

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サントリー美術館「NEGORO」2

    そのカタログから「ごあいさつ」を掲げて、 根来塗のあらあらと 展覧会の趣旨を知ることにしましょう。   「根 来 」は一般的に、下地を施した木地に黒漆塗りし、朱漆を上塗りした朱漆塗漆器( 朱漆器ともいう) を指します。 おおらかで明快な姿かたちに加えて、長年の使用により表...