芽吹いた柳 照り映える 咲いたばかりの桃の花
ウグイス飛んでる鳴きながら 中空[なかぞら]高くまた低く
男雛と女雛相ともに 歌を歌っているようだ
内裏雛住む豪邸も 美しいだけ人の目に
最後はついに朽ち果てて 栄華はかなき夢の跡
だから窓にも鮮やかな 装飾なんてつけてません
飾れば飾るほどいよよ 乱れてしまうハーモニー
サントリー美術館「没後 300 年記念 英一蝶――風流才子、浮き世を写す――」< 11 月 10 日まで> 英一蝶――これまた愛して止まない江戸時代の絵師ですね。「饒舌館長ブログ」にも、『ボストン美術館日本美術総合調査図録』紹介の回をはじめとして、ずいぶん登場してもらってい...
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