芽吹いた柳 照り映える 咲いたばかりの桃の花
ウグイス飛んでる鳴きながら 中空[なかぞら]高くまた低く
男雛と女雛相ともに 歌を歌っているようだ
内裏雛住む豪邸も 美しいだけ人の目に
最後はついに朽ち果てて 栄華はかなき夢の跡
だから窓にも鮮やかな 装飾なんてつけてません
飾れば飾るほどいよよ 乱れてしまうハーモニー
此の梅歌といえるは、其のむかしは北の方(吉原)にて何やの誰といいしさる■の女郎なりしが、少し訳ありて、此の里へ来りし也。彼の廓<くるわ>に有りし時分より、此の客と色事にて、たがいにあだしのの露とともに消えて、未来で添おうの何のかのという仲とはなりにけり。一体器量もよくたおや...
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