静岡県富士山世界遺産センター「谷文晁×富士山――山を愛した時代の寵児」<2月2日まで>(1月5日)
富士宮にある静岡県富士山世界遺産センターについては、去年の5月はじめてお邪魔した時の印象を、「饒舌館長」にアップしたように思います。ここの企画展示室で、特別展「谷文晁×富士山――山を愛した時代の寵児」が開かれています。江戸絵画史において文晁といえば富士、富士といえば文晁と相場が決まっていますが、学芸員の松島仁さんが渾身の力を込めて準備した、饒舌館長オススメの江戸絵画展です!!
これに合わせて松島さんが編集したカタログは、決して厚くありませんが、内容の濃さたるや、きわめて高いものがあります。僕のエッセー「富士絵師文晁」が、錦上花を添えています――といいたいところですが、錦上枯れ尾花を添えているというべきかな? その一部を紹介させていただくことにしますが、興味を覚えた方は、ぜひカタログをお求めください。これがたったの1000円ですよ!! いま話題の寅さんなら、ここでヤシの売り口上が出てくるところですね( ´艸`)
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