2020年1月18日土曜日

丸山俊明『京のまちなみ史』1



丸山俊明『京[みやこ]のまちなみ史 平安京への道 京都のあゆみ』昭和堂 2018

 丸山俊明さんは京都美術工芸大学で一緒に働いた朋友です。学生を指導して完成させた古建築の縮尺復元模型は、じつにすばらしいものでした。その後、丸山さんはびわこ学院大学短期大学部に移り、僕は静嘉堂文庫美術館へとらばーゆしましたが、いつのころかフェイスブック・フレンドとなりました。また今では、マイブログ「饒舌館長」の熱心な読者になってくれています。

先日、僕は静岡県立富士山世界遺産センター特別展「谷文晁☓富士山」のことをアップし、そのカタログに寄稿した「富士絵師文晁」の一節を引用しました。江戸時代にはどこからでも簡単に富士山が見えたにちがいないと思い込んでいた僕は、よく調べもせずにそう書いたのですが、丸山さんからフェイスブックでコメントが寄せられました。


0 件のコメント:

コメントを投稿

山種美術館「桜さくらSAKURA2025」7

今回は奥村土牛の傑作「醍醐」がポスターのメインイメージに選ばれ、目玉にもなっているので、とくに土牛芸術に力を入れてしゃべりました。もちろん大好きな画家でもあるからです。 遅咲きの画家といわれる土牛は、一歩一歩着実に独自の土牛様式を創り上げていきました。人の真似できない真なる創造的...