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2019年11月14日木曜日

東洋文庫「東洋文庫の北斎展」3


すると「一月 黄表紙『本性銘暑 有難通一字』二冊(是和斎戯作・絵師名なし・松村版) 是和斎は春朗の戯作号といわれるも未定。本書は四方山人(大田南畝)の青本評判記『菊寿草』で“上々吉 松”と評される」とありました。しかも是和斎を春朗と同一人とするのは、かの飯島虚心『葛飾北斎伝』によるところであることも判りました。

僕は会場で穴の開くほど展示されていたページをながめましたが、絵からは判断がつきませんでした。先の『葛飾北斎年譜』によると、翌天明2年に黄表紙『四天王大通仕達』2冊(是和斎戯作・春朗画・松村版)が出版されていますので、これと比較検討すれば、おのずと結論が出るかもしれませんが……。

しかし「是和斎」を「是は和斎なり」と読んでみると、何となく「和斎」と「春朗」の明るくやさしい語感が通じ合うようにも感じられます。すると「是は春朗なり」ともなりそうなので、やはり是和斎と春朗は同一人なのかな?とも思われたのでした。(笑)

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荻生徂徠の賛酒詩がスゴクいい❣❣❣ 『荻生徂徠全詩』3<東洋文庫>饒舌館長ベストテン 6

  荻生徂徠「楽寿君侯の早春の高作 落梅花を賦す に 和し奉る」  花咲く梅の古き木の 東の宴席 曲水に  浮かぶ杯 美酒たたえ たけなわの春  映したり  風に花びらヒラヒラと 散るさまにふと興 覚 ゆ  一体いずこの笛の音に 誘われ飛んでゆくのやら