2019年2月25日月曜日

そば太田 2


お袋は5年ほど前から、むかし文士村で有名だった大田区馬込の老人ホームに入っています。100歳になった人間に、純銀杯なんか贈っても無駄といえば無駄ですが、やはりエセ銀杯じゃーねー。むしろ星の王子さまが言ったように、「いちばん大切なことは目に見えない」のですから、安倍首相には、100歳に達した国民を💛で祝っていただくだけの方がいいのではないでしょうか。

そもそも、洋銀杯に替えることによって浮く予算など、本当に微々たるものでしょう。それに<純銀杯>であれば、「大黒屋」や「大吉」、あるいは「おたからや」で買い取ってもらえるにちがいありません――やはり本音が出ちゃったかな(!?)

お袋も最近はさすがにちょっと弱ってきましたが、ありがたいことに、まだまだ元気で毎日を送っています。ときどき僕は昼前に見舞いに行き、「そば太田」でそばかうどんのランチをとり、静嘉堂か國華社に向うことにしています。

0 件のコメント:

コメントを投稿

根津美術館「唐絵」5

とくに応永年間、熱狂的 に愛好されたので、応永詩画軸 などと呼ばれることもあります。 詩画軸のことを勉強するときには、必ず『禅林画賛   中世水墨画を読む』 ( 毎日新聞社 ) という本を手元に置かなければなりません。そして監修者である島田修二郎先生の論文「室町時代の詩画軸につい...